目標を人に話すと満足してしまう。習慣化の目標は口外しないか、努力とセットで話す。

目標を人に話していますか?

自分の目標について人に話すほうでしょうか?

自分の中に秘めておくタイプでしょうか。

習慣化の様々な方法でも、目標を宣言して自分を追い込んだり、周りの協力者にフィードバックをもってもらうとよいと言われています。

「目標は人に言わないでおこう」

起業家のDerek Sivers氏によるTED動画「目標は人に言わないでおこう」(Keep your goals to yourself)はこれと逆のことをいっていて興味深いです。

デレク・シヴァーズ 「目標は人に言わずにおこう」
素晴らしい計画を新しく思いついたとき、私たちが最初に考えるのはそれを誰かに話すということですが、目標は秘密にしておいた方が良いとデレク・シヴァーズは言います。彼は1920年代まで遡る研究を援用しながら、自分の野心について話すことはその実現の見込みを下げる可能性があることを示しています。

目標を人にいうとそれで満足感を感じてしまい、その後の行動を実行する動機が減り、それが実現される可能性が減るということ。

その証拠として、2009年の心理学の実験が紹介されています。

163人の半数は、他の人に向かって自分が書いた目標を言い、残りの半数は紙に書いたまま口外しないようにしました。

それからの45分間は、自分が紙に書いた個人目標を達成するために自由に作業するように指示を受けます。好きなときにやめてよいと。

結果として、紙に書いただけで口外しなかったグループは平均的に与えられた45分間を使い切り、後で質問すると「目標の実現まではまだ遠いと感じる」と言ったそうです。

そして、目標を人に言ったグループは45分与えられていたにも関わらず、平均で33分目でやめてしまい、あとで聞くと「もうゴールにだいぶ近づいた気がする」と言ったとのこと。

実際に目標を実現するためにはそこに至るまでの大変な努力が必要であり、それが達成されるまでは満足感が得られないのに、目標を人に話してほめられたり、認められるとるとそれが社会的現実(Social Reality)になるということです。

つまり、心がもう実現したかのように錯覚するとのことです。

そのため、目標があって言いたい誘惑にかられても言わないのが一番。

もし目標を伝える必要がある場合も満足感を感じないように、例えば「今度マラソン大会に出るから、週5日トレーニングしなきゃいけないんだ」と言うようにするとよいと説いています。

まとめ

習慣化の目標を周りの人に宣言する際、毎日英語を勉強する、週3日走る、と目標をそのまま言うのは避けたほうが良いと思われます。

その宣言に対して、すごいね、がんばっているね、と認められるだけで満足して行動が伴わない可能性があります。

まったく口外しないようにするか、言う場合にも、例えば毎日英語を勉強するために机にテキストを開いておき、お風呂で英語を聞く、など具体的な努力をセットで宣言するようにしましょう。

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