あらゆる悩みの原因は心の反応。『反応しない練習』をIf-Thenプランニングで実践。

はじめに

心の余裕、持っていますか。

人に注意されたり、嫌なことを言われた。

ぶしつけなメールが来た。

人に足を踏まれたり、押された。

イラッとしたとき、どう反応するかは思考の習慣です。

言い返してしまう。

怒りのメールを返してしまう。

イライラを飲み込んでストレスを溜めこんでしまう。

あるいは、冷静に考えを伝える。

自分なりの反応のパターンがあるのではないでしょうか。

満員電車にゲンナリしたり、憂鬱になったり、プレゼン前に緊張することも心の反応の習慣です。

わたしたちの心はいつも反応していて、日常はその反応で作られています。

ムダな反応をしない習慣

草薙龍瞬さん著の『反応しない練習』では、あらゆる悩みは「心の反応」から始まっているとし、ムダな反応をしないことが悩みの根本的な解消になると説いています。

想像してみてください、ムダな反応をしなくなれば、人生どれだけラクになることか。

動揺しない、落ち込まない、腹が立たない、プレッシャーを感じない、人前に出ても緊張しない、過去を振り返って後悔しない、先のことに不安を感じない。

これこそ”人生の救い”ではありませんか。心が軽くなります。その分、きっと幸せが近づいてきます。  

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

 

もともと、ブッダの教えとは、「心のムダな反応をやめることで、いっさいの悩み・苦しみを抜ける方法」のことです。

ムダな反応をしないことのポイントは2つです。

第一に、判断をしないこと。

物事の善し悪しを判断するのは人にとって分かった気になり、気分が良い行為です。

ただし、その判断は、自分の決めつけや思い込み、一方的な期待や欲求であり、「正しい理解」ではなく、自分の「妄想」にすぎないとしています。

ここに執着すると悩みにとらわれます。

第二に、相手の感情をダイレクトに受けとめないこと。

イメージとしては、心の半分を前に、もう半分を後ろに使うようにします。

心の前半分は相手の言い分を否定するわけでもなければ、相手を説得するのでもなく、ただ理解することに使う。

そして、心の後ろ半分では自分の心の反応をある意味、客観的に見るようにする。

心がムダな反応をしないように見守る役目をします。

ムダな反応をしないということは、決して無理して我慢したり、事象を無視することではありません。

イラッとする反応をしそうになっても、あるいはしてしまっても、すぐにリセットして元に戻すという考え方です。

If-Thenプランニングで「反応しない」練習

「ムダな反応をしない」というように、「何かをしない」ことは習慣にしづらいもの。

そこで、「イラッとしそうになったら◯◯する」というように、やることのルールを決めましょう。

これは、「If-Thenプランニング」という目標達成手法です。

お墨付きの目標達成手法If-Thenプラニングをざっくり解説。いつどこで何をするかを決めると実行できる【習慣化の技術】
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If-Thenプランニングは、Columbia大学モチベーション・サイエンス・センター副所長のHeidi Grant Halvorson教授の著書「やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学」」で紹介されています。

 

 

①(if)もし、Xだったら、②(then)Yをする というように、どんな行動するかを事前に具体的に決めておくものです。

 

ダイエットからフィットネス、そして交渉から時間管理に至るまで、これまでの何百もの研究成果の蓄積から、はっきり分かったことがあります。

それは「どんな行動をするかを事前に具体的に決めておく」ことで、それが実行される確率が高まるということです。

ただ決めるのではなく、事前に「いつ」「何を」やるかをはっきりと決めておくーこれで実行できる確率は2倍から3倍も高くなります。

例えば「16時になったら、何があっても、今日書けるべき電話はすべてかける」といったように決めるのです。

やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学」

if-thenプランニングを利用して、例えば、

①(if)もし、職場で嫌なことを言われて頭に来たら、

②(then)私は30秒深呼吸をして、冷静な対応をする。

と事前に決めておきます。

他にも満員電車の場面でも

①(if)もし、満員電車で人に押されてイラッと来たら、

②(then)私は、背筋を伸ばして姿勢を正す。

このようなルールを作り、冷静に対応したり、背筋を伸ばすという「反応しない練習」を繰り返すことで、「ムダな反応をしない」習慣をプログラミングすることができます。

まとめ

反応をしない、と心に決めて、それを繰り返していくと、周りの小さな事にいちいち反応してイライラしたり、動揺したり、腹が立たなくなります。

周り人やモノから頻繁な影響を受けてエネルギーを浪費することなく、自分の心の中の平和を保ち、自分事にエネルギーを注ぐことができるでしょう。

ぜひIf Thenプランニングを実践してみてください。

本書はAudible版もあります。

歩きながら、家事をしながら、何度も繰り返し聴くことができ、「自分ならどうするか?」と理解が深まります。

 

audibleは無料体験できますので、興味のある方はお試しください。

 

反応しない練習 〜あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」〜

イラッとしたとき、どう反応するかは思考の習慣です。言い返してしまう、怒りのメールを返してしまう、キレる、あるいは飲み込んでストレスを溜めこんでしまう、冷静に考えを伝えるなど、自分のパターンがあるのではないでしょうか。満員電車にゲンナリしたり、憂鬱になったり、プレゼン前に緊張することも心の反応の習慣です。わたしたちの心はいつも反応していて、日常はその反応で作られています。
本書は、あらゆる悩みは「心の反応」から始まっているとし、ムダな反応をしないことが悩みの根本的な解消になると説いています。反応をしない、と心に決めて、それを繰り返していくと、周りの小さな事にいちいち反応してイライラしたり、動揺したり、腹が立たなくなります。
周り人やモノから頻繁な影響を受けてエネルギーを浪費することなく、自分の心の中の平和を保ち、自分事にエネルギーを注ぐことができます。

ずっとやりたかったことを、やりなさい。

「モーニングページ」をご存知でしょうか?
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