
はじめに
iPhoneを操作していると、ついつい別のアプリが気になって、Facebook、Twitter、YouTube、あるいはゲームに脱線してしまうことはないでしょうか。
iPhoneは誘惑の多いツールです。
脱線防止のため、iPhoneで使うアプリや操作をApple Watchに移行させてきました。
Apple Watchは画面が小さく、できることが限られているため、Youtubeの動画を次々に見てしまったり、ソーシャルメディアを延々とチェックするということがありません。

また、iPhoneのようにカバンやポケットから取り出す必要なく、手元で操作できるアクセス性の良さは本当に便利です。

本記事は、ポモドーロタイマーのApple Watchアプリとして、「Flat Tomato」と「フォーカス・タイマー」の2つを紹介します。
ポモドーロ・テクニックとは、「25分作業して5分休憩」を繰り返す、集中力を発揮して作業する方法です。
このテクニックを実践すれば生産性が大幅に上がります。
Flat Tomato

iPhone版とApple Watch版があります。
Apple Watch版Flat Tomato
このアプリの最大のメリットはApple Watchで作業が完結するところ。
設定もApple Watchのみで可能です。
オートコンティニュー、仕事時間、ショートブレイク、ロングブレイクの時間が設定できます。


残り時間が視覚的に分かって非常に使い勝手がよいです。
コンプリケーションに残りの作業時間や休憩時間を表示することもできます。
作業中は電球、休憩中はコーヒーカップのアイコンになります。
コンプリケーションからアプリを起動することもできます。


iPhone版Flat Tomato

iPhoneアプリは非常に個性的なデザイン。

作業時間、休憩時間もグラフィカルに設定できます。
別の設定画面もあります。

タスクを登録できるため、簡単なタスク管理アプリとして使うこともできるでしょう。
なお、iPhoneカレンダー、iPhoneリマインダー、Todoist,、Evernoteと連携できるようです。
Apple Watch版でシンプルに使うため試していませんが、機能をとことん使いたい方は試してみてください。
フォーカス・タイマー


Apple Watch版フォーカス・タイマー
使い方は簡単で、作業する時間を決めて開始。

そこからカウントダウンタイマーが働きます。

手首で音や振動で教えてくれます。
注意としてはサイレントモードの場合、ブルッと一回だけ振動するため、気づきにくいところ。
そのため、音が鳴るようにサイレントモードは避けた方が良いですが、音もポンと一回鳴るのみ。
通知の音量は少し大きめにしたほうがよいでしょう。
このアプリも自動的にタイマーを繰り返してくれます。
自動で休憩5分に移行し、また次の作業時間に移ってくれます。
なお、残念ながらコンプリケーションは用意されていないため、アプリをドック等から起動する必要があります。
iPhoneアプリ

iPhoneアプリも非常にシンプルで無駄のないデザイン。

設定項目も必要十分です。
ポモドーロの履歴や実績をグラフや統計で表示するような機能はなく、本当にシンプルなタイマーとして使うことができます。
まとめ
ポモドーロタイマーのApple Watchアプリとして、「Flat Tomato」と「フォーカス・タイマー」の2つを紹介しました。
Flat TomatoはApple Watchのみで設定、開始、終了の一通りのポモドーロタイマーの機能が使えるのが強み。
コンプリケーションにも対応しており残り時間がひと目で分かります。
Flat Tomatoおすすめです。
一方、フォーカス・タイマーはシンプルでよいのですが、デザインが若干地味で機能性は限定されています。
この2つ以外にもBeFocused Proは多機能でデザインもよく、いろいろ試した中でもお気に入りのポモドーロタイマーアプリです。
ただし、Apple Watch版のアプリがもう一息。Flat Tomatoの方が好みです。

Apple Watch以外にもタイマーアプリを探している方はこちらの記事もご覧ください。

アプリよりも普通のタイマーが欲しいという場合はこちらも合わせてご覧ください。
