はじめに
本の積読状態、気になってませんか?
本について、ピンときたら買う、迷ったら買うと決めてから、本の増加スピードが加速しました。
ただ、本を買うスピードに対して読むスピードが追いついておらず、積読状態の本が増えています。
これまでもマインドマップを使って読書メモをとっていましたが、メモの取り方だけでなく、読み方も変えることにしました。
高速マインドマップ読書術
本を読みながらポイントや気づき、アイデアを単語や短いフレーズでマインドマップにすることで、後から見返す際に分かりやすい読書メモができます。
一方で本を最初から順番に読んでいくとどうしても時間がかかります。
割り切って、本の読みたいポイントだけを読むという読み方に変えました。
KindleとマインドマップアプリiThoughtsを使った、すばやくポイントを掴む高速マインドマップ読書術について紹介します。
以下の3ステップでマインドマップにまとめます。
- 読みたい節の抽出
- 特に読みたいものにマーキング
- マークした節から読む
ステップ1 読みたい節の抽出

まずは目次の各章と節をさっと読み、読みたい節のみを抽出して、マインドマップにメモします。
上図は、目次全てではなく、読みたい節を抽出したものです。
この本は「1兆ドルコーチ」。面白い本ですので内容は別の記事で紹介したいと思います。
このステップ1で、だいたいどんな内容であるか概観を掴めます。
また、本を買う際は何か気になるところや知りたいことがあって買うと決めたでしょうから、その部分を抽出します。
一方、あまり興味のない節、内容が想像できる節はバッサリと捨てましょう。
小説は別として、ビジネス書などは本を全て読まなくてはならないという思い込みを捨てます。
ステップ2 特に読みたいものにマーキング

次にその節の中で特に読みたいものにマーキングします。
上図での赤い旗がついているのがマーキングです。
ステップ1で、読みたい節が少ない場合にはこのステップは不要で、ステップ3に進んでください。
読みたいところがたくさんあった場合には、このステップ2で読みたいところの優先度付けをしましょう。
限られた時間で最大限に欲しいものを得るためには、絞り込みが必要です。
ステップ3. マークした節から読みメモする
そしてマークした節を拾い読みしていきます。
Kindleであれば目次の節のリンクからダイレクトにジャンプできるため、効率的に読むことができます。
そしてそこでの気づき、ポイントをマインドマップのブランチを伸ばしてメモを取っていきます。
中にはその節に関して特に気づきがなかったということもあります。
その場合は、そのノードは削除するか畳んでおきます。
情報は絞り込んだ方が見やすく、把握しやすくなります。
マインドマップアプリiThoughts ですが、スマホで使う場合は片手で入力できます。
Kindle端末やタブレットで本を読みながら、スマホでマインドマップにメモという使い方が気に入っています。
マインドマップのツール
本記事では、マインドマップのアプリとしてiThouthgts、端末としてはiPad miniかiPhoneをおすすめしています。
その理由についても触れておきたいと思います。
マインドマップを書くツールとして、紙もいいのですが、デジタルを使うメリット、デメリットを以下の記事でまとめています。

また、デジタルでマインドマップをつくる場合、どのアプリを使うと良いかも悩みどころと思います。
iPhone、iPad対象ですが、iThoughts, XMind, SimpleMindの3つをこちらの記事で比較し、iThoughtsをおすすめしています。

さらに、マインドマップを作る際に利用するデバイスとして、iPhoneとiPad miniの比較レビューもしています。
シーンや目的によってのデバイスの使い分けの参考としていただければ幸いです。

まとめ
KindleとマインドマップアプリiThoughtsを使った、すばやくポイントを掴む高速マインドマップ読書術について紹介しました。
1.読みたい節の抽出、2. 特に読みたいものにマーキング、3.マークした節から読み、マインドマップにメモ、というシンプルな方法です。
サクサクと本をインプットし、積読を解消したいという方、ぜひお試しください。
本について、Kindle版がある場合にはKindleで買うようにしています。
本棚の場所を取らない、引用やメモのため文章がコピーできる、Kindle端末、スマホやタブレットさえあればどこでも読めるなどの利点があります。
欠点は場所を取らないということをいいことに、どんどん本を買ってしまうことです。
読む端末としては、特にKindle Paper Whiteはおすすめです。

さらに、Kindle Unlimitedは対象の書籍がKindle端末やKindleアプリで読み放題になります。
30日間無料体験もあるため、読みたい本があればお試し体験してみてください。
なお、マインドマップの参考書についてはこちらもご覧ください。