デジタルデトックスという言葉がメディア等で言われる機会が増えました。
いろいろなコンテキスト、意味で使われているため、改めて、デジタルデトックスとはなにか調べてみます。
デジタルデトックスとは?
まず辞書では、デジタルデトックスとは「スマートフォンやコンピュータ等のデジタルデバイスとソーシャルメディアプラットフォームの利用を自発的におさえる期間」のことと言っています。
デジタルデトックスにより、ストレスを減らしたり、リアルな人との交流に集中できたり、自然とつながる機会をもてるとのこと。

A period of time during which a person refrains from using electronic devices such as smartphones or computers, regarded as an opportunity to reduce stress or focus on social interaction in the physical world.
Digital Detox | Definition of Digital Detox by Lexico

IT依存症を防ぐため、デジタル機器から一定期間離れる取り組み。・・・(中略)・・・その対策の一つとして、スマートフォンやパソコン、ゲームなどすべてのデジタル機器に1日~数日まったく触れないことで、現実のコミュニケーションや自然の姿を認識し依存度を低めようという動きが個人・企業などで出てきている。「デジタルをデトックス(解毒)する」との意味から、米国でこの名称がつくられた。
デジタルデトックス(でじたるでとっくす)とは – コトバンク
こちらの記事ではソーシャル/オンライメディアから接続していない期間や、デジタルメディアとの関わりを減らすことといっています。
それらから完全に断絶するのではなく、バランスを取ったり、気づくことであるといっています。
Digital detox can be defined as a periodic disconnection from social or online media, or strategies to reduce digital media involvement. Digital detox stands in a long tradition of media resistance and resistance to new communication technologies, and non-use of media, but advocates balance and awareness more than permanent disconnection.
Digital detox: Media resistance and the promise of authenticity
デジタルとの上手な付き合い方
デジタルデトックスの目的は、デジタルツールやソーシャルメディアの使いすぎによってもたらされるストレスや注意散漫な状態を減らし、リアルな人との交流や体験、今の作業に集中することによって得られる充実感や満足感、没頭する状態を実現することと考えています。
デジタルツールやソーシャルメディアを活用する時間と、自ら離れる時間のバランスをとって、上手に付き合っていくことが重要です。
現状の行動を把握し、課題を分析して、より良い習慣行動に方向付けしていく行動マネジメントとして、デジタルツールとの上手な付き合い方を考えていきます。